生でダラダラアルバイター

涙のリクエスト

今日の札幌は猛吹雪で、前も見えないような状態でした。
コンビニでアルバイトしているわけですが、
店に入るや否や、「ちょっと電話かしてくれないですか?」と雪まみれのおばあさん。
貸してあげたいのだけど電話は事務所にしかなく、
勝手に一般の方を事務所に入れてはいけないという決まりがあるので、
外の公衆電話を使って戴くしかないですと伝えると、
一旦納得して公衆電話に向かったものの
手持ちが硬貨のみで公衆電話はテレカ専用だったらしくカンカンに怒って


「あのねえ、こんな緊急事態に公衆電話はないんじゃないの!?」
「こういう時にコンビニがあるんじゃないですか?」
「本部の人から言われた決まりってことはわかるけど、
こういう時は使わせてくれたっていいじゃない」
「お金払うから貸してくれない?お願いしますよ!」

と店内で怒鳴り散らしてらっしゃいました。


ああ。大変な思いしてるのはみんな同じなのに(テレカ買えばいいのに)と思いつつ、
少し引き攣っていたかもしれないが満面の笑顔ですいませんでしたと謝る。
電話を貸してしばらくして怒りが収まったのか、逆に謝られましたが、
ショーケンを訴えた映画スタッフの気持ちが少しわかった気がする。
常識が一体何かわからなくなった。


辛い思いして辿りついたのはわかりますがしかし。
コンビニは便利なお店だが、何でも屋じゃないんだよなあ。
勝手にそう勘違いして怒られるのはもう勘弁。


それはそうとセカンドストリートに行ったら
チェッカーズのサインがお買得な値段で売られてて切なくなりました。